倉庫に13年間しまっておいた車を復活させようと思っての昔話(2) | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

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ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

実家の倉庫にしまってある30年前の車(Lancia Delta Integrale Evolzione II、93年式)を

復活させるにあたって、2011年に書き残した記録を発見しました。

 

 

  • クラッチのホース(クラックが入っていて寿命)
  • レリーズシリンダーOH
  • ラジエーターのサイドタンク部分のカシメが緩くて時折クーラントが漏れるときがあるので要交換。
  • ラジエーターファンの弱回転が死んでいるので、ファンレジスター要交換。
  • サーモスタットが開きっぱなし。要交換。
  • シリンダーヘッドの燃焼室にプラグホールからインテークのバルブシートに向かってクラックが入っている。水漏れは起きていないが要交換。
  • 車体にいくつかクラックが入っている。要補強。
  • ロールケージも、溶接止めのバルク貫通に作り直したい
  • フロントとリアウインドのモールのゴムに隠れた部分に錆穴がある。要補修。
  • リヤルーフエンドの、リヤゲートで隠れている奥まった部分に錆があり、穴が開きそう。要修理。
  • ボンネットの塗装がはがれている。要塗装。

うーん、容赦ないなあ。

で、自分の手持ちの部品在庫チェック。ここは昔話ではなく2024年2月現在の手持ち部品在庫で、今回の復活に必要そうなものだけをピックアップです。

クラッチホース周りは、純正タイプのゴムホースで1万円ぐらいですので、AN4のステンメッシュで作り直したほうが安いです。とりあえず手持ちの部品でクラッチホースを作ることにします。材料は手持ちの部品でそろいました 長さは、現物合わせで行きます。

 

クラッチのレリーズシリンダですが、オーバーホールキットもあるけれど、

予備j品を持っていますので、そちらを使います。



ラジエーターのサイドタンクからのクーラント漏れは、、、、そんなものラジエーターの全交換です。

新品のアルミのラジエーターを持っているので、これを使おうと思っています。


 

ファンレジスターは、確か大昔に買った部品があったように記憶していたので

天井裏を探したら出てきました。

 

シリンダーヘッドが割れているって、、、、普通は予備のシリンダーヘッドなんて

持っていないのでしょうが、予備持っています。なんならエンジンも予備を持って

います。 屋根裏にしまっておいたのを探してきました。

 

 

ヘッドガスケット類も必要ですね。

ただ、ヘッド交換しても、実家から現在の住まい迄車を動かした後に再びエンジンをおろしてばらす予定です。だからヘッドガスケットも300km~500kmぐらい走行した後に交換してしまうので、メタルガスケットじゃなくてじゃなくて、安い純正タイプのガスケットでいいかなと思っています。物置の中に余っていた純正タイプのヘッドガスケットを使いましょうか。

 

シリンダーヘッドを外すのなら、インマニも外すので、ウオーターポンプも交換するのに都合が良いです。

手持ちのストックに社外品ですが予備品(新品)が見つかりました。

 

で、ここまでくると、ラジエーターホース類も交換したほうがいいです。

こちらは2か月ぐらい前に社外品を入手しました。PROJOE って、オランダのデルタ屋だね。

 

サーモスタット(サーモブロック)は買うか、作るかです。社外リプロ品買ったら2万5千円ぐらい。壊れたサーモブロックを改造しても2万5千円ぐらいかかりそうですが、開弁温度などを後で変更できるようにサーモスタッドだけを交換加工なように改造するのもありです。

 

あとはエンジンをかけようとして燃料ポンプがご臨終というパターンもありますので、手持ちから使えそうな容量の燃料ポンプを探しました。

 

 

これでエンジン回りの修繕部品は大体そろいました。まだほかにも予備部品はいろいろ在庫していますが、

いろいろなところにしまってあって探すのに一苦労です。

 

ボディー周りの作業は、ロールケージの溶接止め、車体のクラック修理、錆穴の修理はどうしようかな、というところです。自分でやろうと思えばできます。庭先の駐車スペースでTIG溶接というのもシュールですが、別にできなくはないです。

 

 

ロールケージは7点式で、Bピラーからリヤのストラット手前というかリヤタイヤハウス付近までを直線でロールケージを通すことはせずに、Bピラー以降もケージをルーフ近傍を這わせてCピラーも這わせてリヤタイヤハウスにケージを止めています。Bピラーと天井に囲まれるケージに斜交バーを入れていますが、斜交バーを外すと、5名乗車のまま車検を通せるようにロールケージを這わせています。(もしかするとロールケージと後部座席の乗員の頭までの距離の関係で4名乗車になってしまうかもしれませんが。。。。)

 

この辺りのロールケージを溶接止めをする前に車体のフレーム修正をして歪をすべて抜いてから溶接止めしたいです。

 

そうなると、、フレーム修正と車体の塗装はプロにお願いしたいところですが、ドンガラにする作業は自分でやろうかな、と思います。ロールケージを溶接するにしても、車体にガゼット入れたり補強するにしても内装もエンジンも取っ払わないと邪魔ですし燃えます。

 

ドンガラにするには部品を保管する場所を確保しないとだめなので、そのあたりも課題です。