そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

ここ3年ぐらいラノベ読んだ記事を書いていないけれど、2025年1月の本の購入分析にあるように相変わらずラノベを買って読んでいるのだけど、この3ヶ月ぐらいで電子媒体の方を10冊ぐらい読んでいたものの、紙媒体7冊買った方を積んだままにしていたので、とりあえず3冊読んでみた。気力があったら全ての感想を書いていきたいけれど、まずは3冊読んだなかで1冊だけ挙げるとしたら、という観点でこの1冊を選びました。

 

フロスト・クラック

時雨沢恵一 / 黒星紅白 電撃文庫 刊

 

 

 

 

2025年10月10日初版ですね。もう、2ヶ近く月過ぎてましたか。

 

最初読み始めて10ページぐらいまで読んで

(ん?)

と思いました。

 

20ページ読んで

(ん??ちょっと待て)

と、思って、パラパラと本の後半のページをめくって軽く目を通す。

 

(おいおい、まさか。)

 

そして装丁を見るべく本を閉じ、帯をみる。

”全てが電話の会話だけで構成されたクライムサスペンス”

 

(まじか。最初から書いてあるじゃん。)

 

 

。。。。。こりゃすごいですわ。これ、会話文だけで小説書いている。

本当に地の文が無い。

 

地の文のない掌編などは今までの作品の中でも書いていることはあとがきの中で作者が触れております。確かに時雨沢さんの作品の中には地の文のない構成を使っている文章は時折見かけます。実際に9月刊行の キノの旅XXIVでも 例えば第5話「冗談が通じない国」とか、地の文がない文章(会話だけ)です。ただ、1冊完全に会話体だけで成立させたことにおどろきました。

 

 あとがきの中では「対話体小説」を簡単そうに書いているような記述がある一方で、今回の発表までに新たなアイディアで構成を見直したり、つまりは全体的に手を加えていることについても触れています。時間の許す限り手を加えるというのは、往々にして会話が説明臭くなっていきそうなものを、そうならないように会話をコントロールして説明っぽさを排除しながらも情報として過不足なくす作り上げていくところが、プロの作家さんなんだなぁ、と感心。

 

 さて「対話体小説」。二人の会話ならば交互に会話のラリーが続くだけですが、3名の会話の場合なかなかどうして難しいわけです。タナカとスズキとサトウの会話の中で、さん付け、君づけ、呼び捨て、そして口調から登場人物3名の関係性、性格などの情報がさりげなく与えられており、何ページか読み進めていくと、会話文を読むだけで話者が誰なのかなのかがわかります。

 web版の横書きの方は話者がわかるようにしています。親切ではあるけれど必須ではないなぁ、と思いました。話者が明示されている会話の記録って、要するにLineなどのチャットに目を通すのと同じなので、今時のコミュニケーションと親和性が高いのでしょうが、話者を明示されていない「会話だけの小説」で読む方がより「地の文のない小説」の凄さがわかるというもの。

 会話文の作り込みがしっかりできていれば話者の表示すら余計な装飾だといえます。話者の明示は不要なのだと改めて思いました。 

 

 しかし、、、、地の文がない文章って、舞台作家さんの書き起こす台本がそれに近いことはやっていますが、舞台だと幕間に地の文を入れることもできますし、背景や演者の演技そのものが地の文の代わりになってくれますが、小説だとそうはいきません。とはいえこの作品は5部構成にして、部を舞台でいうところの「幕」にして、会話の当事者を入れ替えているわけですが、大きな場面の転換が5回だけで、物語が作られている、ということでもあります。 本当によくできた(作り込まれた)作品です。

 個人的に面白かったのは、ネタバレは避けたいので、文章の中の場所だけを書き示すと、四部の文末から数えて6文前の、「いい顔になりましたね」から始まった「〜自信に満ち溢れた怖いものがない顔です!」〜「〜そうかもな」という会話の流れ。これ、五部で回収されるわけですが、この辺の作りこみは、私は大好物です。

 

 さて。ければ、予想できる範疇でしたが五部に書かれていることが全て正しいとしたら、本作は1冊で完結して続編は出ないと思いました。もちろん続編を出せないことはないですが、五部を矛盾させない続編を出すには、本話の時間軸で続けるのではなくイモトが生きていた時代に戻すか,

サトウを仕留めた後、何年か経過した.という時間軸で「彼」と「彼女」の時間が再び交錯しないと難しいかな。と思う。ただ、四部と五部のストーリーからすると、サトウを仕留めるための「彼女」への連絡と依頼、彼女のお爺さんと「彼」の関係にもっと深掘りしていきたいとは思いますが。。。

 

というか、

そもそも、主人公は誰なんだろうか。

 

少なくとも会話に出てきている2名(「彼」と「彼女」)の名前は最後まで不明だし。

 

 

ただ、これ、ラノベか、と言われるとラノベではないようにも思うし、一方でこれもラノベなのだ、とも思えました。

 

 

いまさらですが。、、、、

 

9月10日ごろからspotifyの有料ユーザー向けに最大24bit 44.1KHz の

ロスレス配信を開始していたのですね。  

 

10月に入ってから気づきました。

 

まごうことなき 情弱 っぷりを露呈

 

てことで早速。(10月に入ってやっているようでは早速感がまったく無いです)

 

Spotifyのアプリの設定で「ストリーミングの音質」を「ロスレス」にするだけの簡単設定。

 

とは言え、ほとんどのタイトルは16bit 44.1KHz のロスレス配信のようですが。。。

 

たまに24bit配信のものがあるかな、というレベル。。。

 

16bit 44.1KHzのロスレス=CD相当の音質ってことですが、

他の音楽サブスクサービスの音質レベルまで到達しているかというと、

まだまだ

です。

 

高音質化については他のサブスク音楽配信サービスと比較して

Spotifyがどうしても後手後手に回っていた部分です。

今回のロスレス対応について言えば、

値上げせずに対応してくれたのは、素直に「ありがたい」とは思うのですが

他社の音楽配信サービスと比べてまだ見劣りする部分です。

 

おそらく当のSpotifyも音質面で他の音楽サブスクサービスを追い抜きたいとか、

差別化したいとか、そういうこと

なんにも考えていない

のでしょう。

 

Spotifyの価値は楽曲数とユーザーエクスペリエンスであって、

音質はそこそこでもユーザーは離れないと踏んでいるのでしょう。。。。

と、勝手に分析。

 

で、ロスレスによって音質は改善されたか?

 

まあ、改善されたかされていないかで言えば、若干されたと感じる楽曲もあるかな。でも本当にロスレスかと言われえると、あまり自信がない。

確かに、アンプラグドやアコースティックアレンジの楽曲とか、音数が少ない楽曲、若干クリアに聞こえるようになったかな、ぐらい。同じ楽曲でCDで持っているアルバムはCDで聞いた方がいい感じがする楽曲と逆にSpotifyで聞いた方が音質がいいと思う楽曲もある。

 

この辺の、「Sopotifyの方がCDソースよりもいい音に聞こえる」と感じてしまう部分が、私の耳の限界なのか、それともCD音源とは異なる別ソースデータをSPOTIFYが使用しているのか。

 

今までの非可逆な圧縮情報での配信では、確実にSpotify風味なイコライジングを感じましたが、ロスレスでもSpotify風味なイコライジングが健在なのか。しばらくはCD音源と聴き比べてみようかな、と思っています。

 

 

先日入手したADI-2 Pro FS R Black Edition (もうすこし短い名前にして欲しかった)は、

暫定でPCモニター横のノートPC置場の下に入れましたが、こんな感じに板で取り囲む

状態になり、放熱対策が必要です。

 

筐体に放熱させる構造なので、天板がかなり熱くなります。

だからヒートシンクを天板に乗せてあげるだけでも温度抑制に効果があるのですが、さすがに狭いところに押し込んだ状態では空気の対流による熱の拡散が期待できないので、後方から風を当ててあげて放熱を促してあげようと。。。。。

 

ということで、USB(5V)接続の 80mm角のファンを装置後方に置いて風を送ろうという計画です。

 

ちなみにヒートシンクはAINEX HM-28を購入しました。大きめのヒートシンクが1つと、小さめのヒートシンクが2つ入っているので、小さめの2個を並べて使いました。ヒートシンク裏に熱伝導粘着シートが貼り付けてありますので、剥離シートを剥がして放熱したいところに貼り付けることはできますが、剥離シートを剥がさず放熱したいところに置くだけでも放熱してくれます。(もちろん風を当てる必要はありますが)

 

 

もう1サイズ小さいヒートシンクでもいいかもしれません。値段も安いので、こっちでもいいかな。

 

5VのUSBファンを普通に5Vの電圧で駆動すると、ファンの回転音と風切り音がうるさいのです。

うん。ヒートシンクに当てる風なんてそよ風で充分なのよ。

 

2段階ファンコントローラーというか、降圧回路付きスイッチを購入してファンの回転音や風切りノイズの低減を図ろうとしました。  

 

2段階と言っても、全開、降圧、OFFです。

全開で使うことはないので、実用上は1段階です。

 

早速取り付けて降圧で使ってみましたが、ファンの回転は下がるものの

相変わらず「ぶおーん」と風切り音が聞こえるのはちょっぴり残念です。

 

ということでファンコントローラーの降圧回路の改造にとりかかることに。

 

早速バラす。

ん?LM317って。。。可変レギュレーターICじゃん。

抵抗ドロップじゃなくてちゃんと基準電圧に基づいてクローズドループ制御で

降圧しているのね。抵抗の変更で出力が変えられるけど、、、、

この写真を見る限り、平滑用コンデンサがどこにもない。

 

。。。。。これ、定電圧回路だよね?

 

LM317の データシートには電流制限回路の例が載っていたけれど、確かコンデンサなしの

抵抗2本で組めるような回路図だったような気が。。。。 まさか。いや、しかし。

 

ただ、電流制限回路でもファンの回転制御はできるけれど、普通はやらない。電流制限回路に組み合わせるファンの諸元に合わせて電流制限値を決めてあげないといけないので、汎用性がないというか、電流可変ができる回路にしておかないと汎用性が保てません。だから電流制限ってことはないと思うけれど。。。。

 

 

てか、ファンコンなんてさ、

もっと簡単な降圧回路でいいんだよ。

 

可変レギュレーターICなんて使っているから回路を調べたり計算しなきゃいけないんだよなぁ。

抵抗ドロップとか、ダイオード2本とか3本直列での電圧降下とかでいいんだよ。

それなら何も考えず改造に取り掛かれるのになぁ。

 

と、ぼやきつつ、基盤をテスターであたって回路図を書き出しました。そして計算。

うん。普通に定電圧回路だった。

でもコンデンサ、どこいった?

ヨドバシカメラで400円しない激安パーツ。

さすがに平滑コンデンサは求めすぎなのだろうか。

 

とは言え、低負荷/無負荷状態で発振しそう。

 

でも考えてみれば、出力側に接続するもの(ファンモーター)は誘導負荷なので、レギュレータIC側から見れば負荷側にチョークコイルがあると考えれば、コンデンサを端折るというのもできない話ではないのかもしれない。

 

さて、計算の話に戻すと、現在のR1:220Ω、R2:430Ωの条件を LM317のスペックシートにしたがって計算すると、出力が3.715Vになるはずです。

 

コントローラーをUSBに接続して、出力側をテスターで実測すると3.7Vぐらいであることを確認。

 

ということで、LM317のデータシート通り内部基準電圧の1.25V(定数)、ADJの電流も50μA (定数)で計算すれば良いってことで。

 

ついでだから出力電圧を変えるための抵抗R1/R2の組み合わせについて検討したけど、並列抵抗で調整する方向で検討しました。

 

ほんとうならチップ抵抗の打ち替えが正しいのですが、打ち替えるためのチップ抵抗の買い置きがないのです。でも手持ちのカーボン抵抗でとりあえずやってみたいので、今のチップ抵抗に並列でカーボン抵抗を背負わせて電圧を変更する方向で改造します。

 

ただし手持ちのカーボン抵抗も、TTL/CMOSレベルのプルアップ/プルダウン用に使うために買い揃えているため、1KΩ以上の抵抗がメイン。1KΩ以下の抵抗なんてほとんど持っていないので、今回みたいに300Ω、200Ωという抵抗が必要な場合には並列の合成抵抗で調整するしかないというのが本音。

 

R2(430Ω)に並列で470Ωを入れると合成抵抗は225Ωで、出力が2.537V。

R2(430Ω)に並列で1KΩを入れると合成抵抗は301Ωで、出力が2.973V。

 

さすがに2.537Vだと ファンが起動しない可能性もあるので、最初は2.973V版を作成しました。2.973Vといっても吊るし状態の3.715Vからかなり電圧が落ちているのだから充分でしょう。ちなみに430Ωのチップ抵抗に並列と言っても回路的に並列になっていれば、どこに並列抵抗をぶら下げてもいいってことで、レギュレーターICの制御ピンと、入力側のGND線の間に入れました。ほんとうはノイズや発信とかのリスクを考えると、どこでもいいって話にはならないのだけど、そもそもコンデンサついていないぐらいなんだからそういうことは気にしないことに。

 

空中配線 その1。

 

実際に使ってみると、ファンの風切り音が全然音が小さくならない。

うーん。次行ってみよう。(つくりなおし)

 

空中配線その2。

はい、これで470Ωにつけかえました 。2,537V供給です。(やっつけ仕事)

 

で、ファンの風切り音はとりあえず消えてくれました。

 

ちなみに80mmのUSBファン以外にも120mmのUSBファンも同時期に買ったのですが、120mmの方は2.537Vだとギリギリ起動しない状況。一度全開モードでファンを回転させてから2.5Vに切り替えるとかか、または2.7Vくらいまで出力電圧を上げる方向で調整する必要あり。今回は80mmファンでいくので、2.5V駆動で最終決定です。