「応募締切、消印今日迄だっけ?急がなきゃ」「ウェブは23:59までだから大丈夫」
「あ、見たい番組あったんだ!早く帰ろう!?」「2番組同時録画してるから大丈夫!」
何でもかんでも「後から」が通用しだすと、「今やる」必要はどんどんなくなっていく。
「今でしょ」という言葉・思想が流行ったのは、現代人に必要だったからかもしれない。
流行の言葉・思想は、過ぎ去って「後から」は、通用しない。
流行は「今」を映す。皮肉にも、流行は「今」しか映さない。
一昨年くらいからじわじわと、今年から明確に、今の流行は…
「本物」、ではなく「本物に近いもの」で「満足する」こと。
ビールも、恋人も、生活も、友人関係も、仕事も「ある程度」で満足するのが「流行」。
掘り下げることは失礼、立ち入った言葉は傷つける、その実は、自分が傷つくのが怖い。
「ある程度」の距離を保ち、「ある程度」の仕事をし、「ある程度」の人生で満足する。
幸せが10段階なら、「ある程度」=4~6、良くて7。富士山でいえば7合目あたり。
「ある程度」で満足するということは、「4~6」で、10(満足)であるということ。
満足とは「10」である。満足【心にかなって不平不満のない事。心が満ち足りる事。】
例えば、アンケート調査の「やや満足・まぁまぁ満足」は、とても曖昧でズル賢い表現。
本物が「10」なら、「本物に近いもの」は「4~6」であり良くて「7」であるはず。
本物に満足する=10に10する
本物に近いもので満足する=4~6に10する
自ら満足度の基準値を下げ、「満足してます」と、惜しげも無く、「自分に言聞かす」。
他人にアピールするわけでもなく、「自分は、満足してますよ」と、自分へ内へと向う。
「自分しか見ていない他人」が増えるなら、お互いに利己的だと感じることも多々ある。
その不釣り合いに気づかない限り、心はずっとしんどい。10のものは10で釣り合う。
「本物に近いもの」が、「本物」になることもある。
只それは、「本物に近づこうとする」ことで訪れる。
「本物の満足」は、一時であり持続することはない。
「まだ、この先がある」と思う心に、「本物」は訪れる。