「ゆとり」とは、たくさんがんばって、がんばって、がんばって、がんばって、訪れる、束の間の時間だ。
それほどのことをする時間がなくて、今感じている「ゆとり」があるとするなら、それは只の時間の流れ。
「ゆとり世代」といわれる所以は、「ゆとり」の時間というものを感じていない若さのことを指している。
仕事もプライベートも『最初から』心に余裕を持って生きられる程、人間、やさしく・甘くできていない。
忘れ去りたい記憶を捨て、大切にしたい思いを残す。抱えきれない出来事を整理するには、時間も要する。
人の心は、容量を超えると外界をシャットアウトする。一度閉じこもると光が届かず、凍ってしまう事も。
そうならないためには、容量の限界値を知ること。しかし、目に見えるものではないので見当もつかない。
心の「大きさ」を把握するためには、経験するしかない。
シャットアウトした真っ暗な部屋でモノを動かすとケガをする。一筋の明かりさえあれば、傷は増えない。
毎日休みなくリアルタイムで形成される自の「価値観」を整理整頓していく最中に「ゆとり」は生まれる。
正方形ばかりの「価値観」ではない。丸や四角、星形や紐状、スライムの柔らかさなど、姿形はさまざま。
整理しきれないからといって楽な方に、正方形(同じ形)ばかり集めていては、それこそ「ゆとり世代」。
窓を開けて、すぅーっと風が吹き抜けるような部屋。
心の整理整頓が上手な人に「ゆとり」は、生まれる。