以前務めていたカウンセリングルームでは、カウンセラー資格(もちろんアテにならない)の講座をやっていました

既存の資格の講座では利が薄い(それでも一人あたり5万は稼いでます)ので、新しい資格を作ろうと思っているようです。

それについての意見を後輩が私に求めてきました。


後輩「先輩、カウンセラーってどんな人がなれるんでしょう?」

私「ん~、指定された大学院心理学を専攻しつつ、実習にもでて…」

後輩「無理です
ネットを見ていると、以下のような文章を見つけました。


(複数の資格を)すべてお手頃価格で資格を取得することができました。

今後、カウンセラーとしてやるにあたって臨床心理士ではないといけないとなったらということを考えるよりまずは、クライアントの事を考えてあげてもいいと思います。

今はそういう法律がないわけですし。

この文章を見て、私には沸々と怒りが沸いてきたのですが、、、

で、この文面はいまのカウンセリング資格を巡る状況の問題点をいくつか浮き彫りにしています。

まずは、以前のエントリーで書いたあてにならない資格の問題

次に、そういった資格を取ることによって起きる悲劇的な勘違い

そして、それらを防ぐ為の法律が存在しないことです。

この手の資格は私よりもさらに経験の浅い心理士が講師ということも少なくなく、その講師に教わる受講生の技量というものも保証出来ません。

にも関わらず、そういった資格を取得できたことによって、自分にはカウンセリングが出来ると勘違いしてしまう人が後を絶たないのです。

最も、資格というのは本来その技量を保証するものですから、そういった勘違いは仕方ないのかもしれません。

しかしながら、この「お手頃価格で取得できる資格」の多くは保証される技量も臨床心理士や産業カウンセラーといった信頼にたる資格の足下にも及びません。

どうして、こういった問題が起こるのかというと、臨床心理士や産業カウンセラーがいまだに民間資格に過ぎず、医師や看護師のように法整備がなされていないのです。

信頼出来るカウンセラー資格は臨床心理士と産業カウンセラーだけと言うことをお忘れ無く。
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若い女性に良くある心理的な(精神的な)問題の一つに摂食障害(過食症や拒食症)があります。

私見ではありますが、これらの問題はメディアによる発生が多いのではないかなと考えて居ます。

以前、アパレル業界で働く女性を描いたドラマで「服が似合うのはBMI18までです」といった台詞があったりもしましたし、栗山夢衣さんが太った事を嘆いていたりします。

どうも、メディアの全体的な方向として、痩せていればOKという風潮があるようですね。

しかし、人それぞれには適正体重の範囲というものがあり、それを上回ったり下回ったりする範囲で体重の調整はできません。

もししようとすれば、健康を害したり、拒食症などの心理的な問題が発生してしまいます。

私個人としては、ちょっと肉付きの良い女性が好みなのですが…

…すいません。個人的な話をしてしまいました。

まずは、ご自分の適正な体重を知るところから始めてみてはいかがでしょう?
新しく、研究のお話というテーマを設定してみました。

このテーマでは少々マニアックな情報を発信していきたいと思います。

心理学部の人で、卒論を書いてる人などは読んでみてくださいね。


さてさて、今回はちょっと(かなり)マニアックな統計のお話を

以前、本の紹介で統計を手計算でやってみるとイイという事を書きましたが、多くの人は膨大な卒論データを前にして手計算などという無謀な挑戦はしないと思います。

そこで登場するのが統計ソフト

有名なのはSPSSやAMOSなどですね

特にSPSSはかなり普及しており、大半の研究で使用されているようです。

SPSSでt検定などの分析を行うと、p値というのが出てきます。

よく、論文でp>.05などと表される数値の事で、0.05を下回っていれば有意差有りと見なせます。

この数値、必ずしも.05等と表現されるわけでは無く、.004等と表示されることもあります。

ここで気をつけて欲しいのが0.000と表示されているときです。

このように表示されると、論文でp>.000と書いてしまいがちなのですが、これは間違いです。

.000では完全に0となってしまい、全くないとなってしまいます。

そこで、この場合にはp=.001未満と表現しましょう。

こうすれば、完全な0ではなく、0.00003と言った具合に桁数の関係で表現されなかったことが解りますからね。

本当にマニアックな話になってしまいました(笑

今回はこのぐらいで
臨床心理士下重さんの記事 で誰でもとれるカウンセラー資格の事を書かれていますね。

このブログでもこの事に関連したお話を、、

最近はちまたに誰でもとれるとか、すぐに心理カウンセラーになれる資格があふれていますね。

では、そういった資格をとるために受ける資格というのはどういった人が教えているのでしょうか?

私の勤務していたカウンセリングルームでもそういった資格の講座を開いていたのですが、、、、

そこでは私の後輩が講師として、授業をしていました。

私が大学院を卒業して3年目弱ですので、後輩はもっと短い経験しかもっていません。

しかも、臨床心理士の資格受験のスケジュール上、彼は臨床心理士ではありませんでした。

つまり、その程度の人間が教えていると言うことです。

医師は大学で経験豊富な教員に手技などについて教えてもらい、卒業後もしばらくは研修医として経験豊富な先輩に指導してもらいます。

しかし、この手の資格というのは講師が得体の知れないことが多く、臨床心理士を取得してないどころか、その受験資格すら持ってないと言うことが往々にしてあります。

臨床心理士をもっていたとしても、人に教えることが出来るようになるには相当(5~10年以上?)の経験が必要なのです。

もし、カウンセラーを志そうと言う方がいましたら、このような資格に惑わされないようにしてくださいね。