心理屋ならだれでも知っているバウムテストですが、これまであったコッホのバウムテスト、実はドイツ語の原著を英語に訳し、さらにそれを日本語に訳したものでした。。。

なので、誤訳が多くなってしまってます。。。

まあ、私の出身大学院のにいた先生が書いた本ですのであんまり悪口をいっちゃだめなんですが…

で、ついに出ました。

ドイツ語から直接訳した訳本

以前のは第一版が元だったんですが、今回は最新(最終)版の第3版の訳本です。。。

なので、データが抱負!

私みたいな統計大好き人間でも納得の内容です。

ボリュームもかなりあるんですが、心理検査の解説本としてはそのボリュームがありがたいです。

直接の訳本なので、コッホの思想なんかもあらわれてて良い感じですね。

バウムテスト[第3版]ー心理的見立ての補助手段としてのバウム画研究

これからはこの本がメインになっていくのでしょうか。。。
心理士だと言うと相手からの反応に、相談というものがあります。

正直、プライベートな空間でそういうことを言われてもめんどくさいだけなのですが。。。

相談にもいろいろあって、最近はやけに認知症の事についてが多いなと感じます。

プライベートでは聞かれてもはぐらかすことにしているのですが、ブログでは説明しましょう。

認知症とは?

獲得された知能が失われる症状の事を指します。
一度上昇した知的水準が低下することが特徴ですので、極端に頭のいい人は普通の人並みに低下するだけという事もあり得ます。

どんな種類があるの?

多くは脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症です。
その他に、レビー小体症や正常圧水頭症等があります。
このうち、正常圧水頭症は外科的治療によって改善可能です。

脳血管性認知症?

脳卒中(脳梗塞や脳出血)などによって脳がダメージをうけ、その部分が担っていた機能が失われることがあります。
それによって知的水準が低下するものです。
発症(とそれに気付くのが)が比較的急激で、そのときの対応如何によって予後も変化します。
脳卒中に対する治療がメインになり、その対応如何によって予後が変化します。

アルツハイマー型認知症?

脳にアミロイドβという物質が蓄積する事によって起こる病気です。
発症が非常に緩徐で、ゆっくりと、しかし確実に進行していくという特徴があります。
根本的な治療法はなく、現在は進行をやわらげる薬がいくつか開発されています(うち日本で認可されているのは一つ)。

認知症って治るの?

正常圧水頭症ならば充分に治療できる可能性があります。しかし、この病気はそもそも認知症に分類する事辞退に疑問が残るものではあります。
また、脳血管性認知症では脳卒中の急性期治療も善し悪しがものをいいます。
脳血管性認知症の慢性期に残った認知症や、アルツハイマー病などの改善は難しいかもしれません。
医師による治療は進行を和らげる事が中心になるのではないでしょうか。。。

と、まあこんなかんじですかね?

ホントなら、心理的援助のことについても書きたいところではありますが、経験の浅い私には到底不可能ですw

あ、ちなみに治療とか薬剤とか書きましたが、そういったことは是非医師へお願いします(笑

神に誓って、ウィキペディアなどは使用していませんので、あしからず

あ、うち仏教かw
タイトルに釣られてきた方こんにちわw

私は統計が得意なのですが、よく人から「なんで統計そんなに知ってるの?」と聞かれることがあります。

なにも最初から得意だったというわけではなく、最初の頃は苦手で苦手でたまりませんでした。

統計を得意にするコツは人に教えることではないかなと思います。

ツイッターでフォローさせてもらっている橋本さんのエントリーに興味深いものがあります

http://blog.livedoor.jp/hirune8_11ne/archives/51184303.html

ティーチングアザーズ、つまり他人に教えると言うことが学習定着率に著しい効果があるということです。

確かに人に教える際に適当な事は教えるわけにいきませんから、本気で考え、知識の再生がなされるのでしょうね。

対して、人に教えてもらったことの定着率の低いこと、、、

人に教えようにも教える場が無いという人もいるかもしれませんが、ネットが普及した現代です。

mixiなどでは統計学関連のコミュニティで様々な人が様々な人に教えています。

そのような場を活用してみてはいかがでしょうか?
バーンアウトの理論と実際―心理学的アプローチ

以前、バーンアウトについて書きましたが、バーンアウト関連の本を求めてこのブログに来てる方もいるようですのでご紹介を

バーンアウトについて書かれた本はまださほど多くはないのですが、その中で研究をするために読んでおいた方がイイのがこの本でしょうね。

バーンアウト、特に看護師のバーンアウトの先行研究についての多くが書かれています。

また、バーンアウトの対策についても書かれているのですが、心理学的対応ですべて対応できるとはしておらず、限界を認めて心理学的対応が次善の策に過ぎないと認めている点は好感が持てます。
ニセカウンセラーの供給源となっている「誰でもとれる心理カウンセラー資格」ですが、、、

その講義で使われるテキストは誰が書いたと思いますか?

実は私が以前務めていたカウンセリングルームでは資格講座を請け負うだけではなく、新たに資格を作ろうとすらしていました。

たしか、認定ストレス○○カウンセラーとかという名前だったのですが、問題はそのテキストです。

心理士なってまだ1年も経ってないような臨床心理士(受験資格保持者)が作った代物です。

医師になって、技術を教えることがあっても、教科書を書くことは少ないのではないかと思います。

しかし、そのテキストを書いたのは他でもない、臨床心理士も取得していない、大学院を出たばかりの、社会経験も浅いカウンセラーなのです。

当然ながら、その内容は燦々たるものがあり、これを使って教えられる生徒が可哀想…という内容でした。

そのカウンセラーは上司から「もっと簡単な内容に」にと言われていたようですが、カウンセリングを教えるに当たって内容を簡単にすればどうなるか、さほど考えなくても解りそうなものです。。。

こうやって、また新たにニセカウンセラー資格が出来ていくのです。

どうですか?あなたは、教えるほどの技術を持っていないカウンセラーの作った、散々たる内容の教科書をつかって、何処の誰だか解らない相手から教えてもらいたいですか?