こんにちは、ここ773です。
本日は口述試験について書きます。最初、口述試験と聞いても全く想像できませんでした。
とりあえず、口述試験対策の参考書が存在したので購入しました。正直参考書を見ても想像できませんでしたネットを見ても記述が少なく困りました
必要書類については、運輸局のサイトをご確認ください。
試験の内容は想像できませんでしたが、参考書を見ると筆記のように同じ質問が繰り返し聞かれるのではなくすべての範囲からまんべんなく出題されるようでした。
結論から言うと・・・・まんべんなく航海、運用、法規の順番で出題されました
この本の内容がまんべんなく出題されました。
航海の受験者は私を含め2名でした。会場全体で服装はスーツが多かったように思います。最初、乗船履歴の確認、軽い屈伸などを行う身体検査を実施しました。その場で合否判定が行われその後、口述試験が始まりました。
同じ部屋に受験者2人、試験官1人の集団面接でした。
最初に説明があり「試験は交互に質問し1人に1時間程度、2人で2時間を予定します。」
1時間って!! あ~無理だと思いました。
以後、あやふやな記憶を基に書きます。
・今まで乗っていた船を教えてください
・その船に自動操舵はありましたか?
・航海系の質問(自動操舵装置の用語、浮標の種類、ジャイロコンパスの名称、海峡について、横揺れ周期の公式)質問以外に日本近海の潮流をホワイトボードに書いて説明してくだいと出題されました。基本、他人に質問された項目は自分には出題されません。
お互いそっちだったら分かったのに!!と思ったはずです。
・運用系の質問(外板の名称、錨の状態について、落水者発生時の操船、荒天時の注意、操練について)閉塞前線、停滞前線などをホワイトボードに書く問題も出題されました。
・法規系の質問(予防法の灯火や形象物について、短音、長音、航路の航行方法や優先について)ここまでくるとほぼ覚えてません・・・・最後に試験六法から質問された事がどこに記載されているかを探す質問がされます。
全体を通してなるべくレスポンスよく答えたつもりです。ただ間違ったニアンスで答えると試験官が修正して「あ~そっちのことじゃくて・・・」みたいな風に言っていただく場面もありました。
なるべく「分かりません」は使わないように心がけました。
試験は約1時間30分くらいで終わりました。試験官から「ほぼ答えてもらったので終了します」と言われましたが、落ちたからこれ以上聞いても無駄なので早終わったのかと思い少し不安になりつつ終了。最後、「試験は終わったので何か質問はありますか?海運についてでもいいですよ」と言われ、4級でも就職先はありますか?と質問しました。回答は「現在は慢性的な船員不足なのであります」と教えてくれました。
終了後、同じ受験者と健闘を称えあい帰路につきました。
後日、講習で面接の話になった時、試験官により試験の雰囲気は様々で高圧的な雰囲気の試験官もいて、余計緊張した方もいたようです。口述試験は実力も必要ですが、運もあると思いました。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。