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クラウド通訳コラム
在日外国人の国別の数とその中で多い在留資格について
公開日:2020.07.16
最終更新日:2021.01.28
2019年までを振り返ると、在日外国人は増加傾向にあり、2019年末時点で日本には293万人以上の在日外国人が住んでいると報告されています。この人数は前年と比べて20万人以上多く、2019年は在日外国人の数が過去最高を更新しました。
しかし、気になるのは、どの国の人がどんな目的で日本に住んでいるのかということではないでしょうか。そこで今回は、在日外国人の国別の数、その中で多い在留資格について解説します。
在日外国人の国別の数
在日外国人の中で多い在留資格
まとめ
在日外国人の国別の数
2020年3月末に発表された、法務省の出入国在留管理庁による資料をもとに、2019年末時点の在日外国人の国別の数を紹介していきます。
国別の在日外国人数のランキング
■第1位:中国 813,675人
中国は10年以上にわたり、在日外国人の国別の数でトップです。2016年まで60万人台でしたが、2017年に73万人、2018年に76万人、そして2019年には80万人を突破。ここ数年で、在日外国人の中に占める中国人の割合がより一層高くなっています。
■第2位:韓国 446,364人
韓国も10年以上にわたり、在日外国人の国別の数で中国に次ぐ第2位をずっと維持しています。ただし、日韓関係の冷え込みによって在日外国人の中に占める韓国人の数は年々少なくなってきているというのが実情です。
■第3位:ベトナム 411,968人
ここ数年で増加が著しいのが、前年と比べて8万人以上増え、増加率が24.5%というベトナムです。2017年にフィリピンを抜いて国別の在日外国人の数で第3位となり、その年以降20%以上の増加を続けています。2020年には、在日外国人の国別のランキングで韓国を抜く可能性は十分にあるでしょう。
■第4位:フィリピン 282,798人
2016年まで国別の在日外国人の数で第3位だったのがフィリピン。在日外国人の国別の数は第4位になりましたが、フィリピンからの在日外国人の数が減っているというわけではありません。フィリピンからの在日外国人は、2018年から1万人以上増加、割合にして4.2%も増えています。
■第5位:ブラジル 211,677人
ブラジルは2009年から2015年まで、毎年在日外国人の数が減っていましたが、2016年を境に再び増加に転じています。前年比の増加率は4.9%で、1万人弱が2019年に新たに在日外国人として登録されました。
■第6位:ネパール 96,824人
在日外国人の国別の上位10ヶ国のうち、3番目に増加率が高いのがネパールです。前年比で8.9%となっています。2009年時点では、ネパール出身の在日外国人は、わずか1万人ほどしかいませんでしたので、この10年でかなり増加してきたということです。
■第7位:インドネシア 66,860人
増加率がベトナムに次いで高いのがインドネシアです。前年と比べて1万人増、増加率は18.7%となっています。
■第8位:台湾 64,773人
台湾として在日外国人の統計が取られ始めた2012年は2万人ほどでしたが、それから毎年4千人ほど増加していて、今では6万人を超えるまでになっています。
■第9位:アメリカ 59,172人
2009年時点から、5万人前後で推移していましたが、ここ数年は千人ほど増加していて、6万人台も近づいてきています。
■第10位:タイ 54,809人
毎年2千人ほどが増加しており、2019年の前年比の増加率も4.8%と比較的高い数値です。
国内で在日外国人が多い地域
在日外国人が最も多いのは東京都で593,458人。全体の在日外国人の20.2%を占めています。
東京に次いで多い地域は愛知で281,153人、3番目が大阪で255,894人です。4番目以降は、神奈川、埼玉となっています。
いずれの地域でも、前年比と比べて増加傾向にあります。