インクレチンの代表的なものに「GLP-1」「GIP」というホルモンがありますが、これは食事をしたとき腸から分泌されるもので、血糖値の調節に関与しています。

 

主な働きは膵臓からのインスリン分泌を促進し、血糖値を上げるホルモン(グルカゴン)の働きを抑え、胃の内容物の排出をゆっくりにすることで血糖値のバランスに関与しています。

 

また、満腹感を感じやすくなるため、食べすぎ防止にも有効的です。

そのため、インクレチンをスムーズに分泌できるようすることは大切です。

 

このインクレチンを増やすには、発酵食品、食物繊維、良質の脂質、タンパク質などをバランスよく摂取するだけでなく、食べ方も重要で、、

 

①  食物繊維から食べ始め、炭水化物を後にする

②  30分くらいかけてゆっくり食事を摂る

③  食事を始めてから、10分ほど食べるのをやめて時間を空ける

④  サラダを食べるなら、少量のオリーブオイルなどを小さじ1杯かけて食べる

⑤  朝食を抜かないこと

⑥  食物繊維は毎食摂るようにする

 

血糖値の急上昇を防ぐことは、何より体内炎症軽減にとても大切です。

何を食べるかも大切ですが、「どのように食べるか」も考える必要があります。