[すぐにイライラする]

刺激物や甘い物の食べすぎ、過度なストレスなど原因、胃の中に熱がこもり気血の流れが滞るためイライラ、怒りっぽい状態が生じます。食べすぎや食事の質が悪い人に多く、胃の消化や排泄が上手くいかず、常に胃が重くなりがちです。

 

[疲れやすい]

暴飲暴食や過労、ストレスなどが原因、気が作られるとされている胃の消化吸収力が低下すると、食べたり飲んだりしたものを効率よく〝気=エネルギー〟に変えることができなくなります。気は人が活動するための重要なエネルギー源です。不足すると、体がだるいといった症状が出やすくなります。

 

[肌が荒れたり、乾燥がひどい]

胃の機能が低下すると、全身に栄養が巡らなくなり肌荒れを起こし、また十分な水分補給ができないため、どんな高級コスメを使ってもなかなか乾燥が治らないという症状に。慢性になればなるほど、胃の働きは無視できません。胃が乾いていては体に熱がこもり、肌に潤いをもたらすことができません。

 

[髪が薄くなってきた]

胃の働きが弱ると、各臓器への血の巡りが鈍くなり頭皮への血液循環も悪くなることで、毛髪の育成にも影響が出ます。胃の働きが衰えることで、摂取した栄養成分がしっかり取り入れられなくなり、毛髪に栄養素の配分が弱まってしまいます。

 

[唇が乾燥する]

季節を問わず、唇には胃腸など消化器系の状態が表れるといわれ、暴飲暴食などで胃腸が弱っていると唇が荒れやすくなります。口角が赤く切れるといった症状は、脂肪過多か胃壁が荒れているサインですので、胃を休めましょう。

 

本来、食事時間でない時間にだら食いをしたり、1回の食事で食べ過ぎたりすると、消化のために胃腸に負担がかかります。

 

さらに胃腸の酷使は自律神経のバランスを崩し、腸内環境悪化の原因となり、食べ物を消化・吸収する力が低下してしまいます。

 

胃腸の疲労を自覚したら、1~3食程度、固形物を摂らずに「酵素飲料」だけの食事で胃腸を休める「プチ断食」するのもおすすめです。