いろいろ努力しているのに食後血糖値が200mg/dLくらいになる時がある、、、
なかなかHbA1cが下がらない、、、
このようなことでお悩みの方いらっしゃいませんか?
食事の摂る「量」に限らず、「摂り方」やお薬の種類やホルモンの影響によって理由は様々!
まずは、ご自身の状態を把握することが大切です。
そのためにも、血糖値測定器はお持ちでしょうか?
インスリン治療をされている方は、保険適応で入手できますが、それ以外の方は市販されているものでも1万円ほどで購入できます。
まずは、朝食前の血糖値をチェックしましょう!
朝食前の血糖値が150mg/dL以上ある方は、眠っている間に低血糖になっている可能性があります。
低血糖の反動で血糖上昇ホルモンが分泌され、朝食前の高血糖をきたす現象を「ソモジー効果」といいます。
「ソモジー効果」を引き起こしている状態では、糖尿病寛解は望めません。
日頃の現象として
「寝汗をかくことがある」
「嫌な夢を見て夜中に目が覚める」
「朝起きた時にだるさを感じる」
などを感じたら、もしかしたら夜間低血糖を起こしているかもしれません。
糖尿病治療の第一歩は、血糖値を下げることよりも「まずは、血糖値を安定させること」です。
そのためにも夜中の低血糖を引き起こさない工夫が必要です。
夜中の低血糖値⇒ 血糖値を戻そうとして身体が反応する⇒ 結果、高血糖になる
夜間低血糖になる原因は人それぞれです
このスパイラルから抜け出すためにも原因を追究しましょう!
【夜間低血糖を起こす主な原因】
① 食事の時間が遅くなった
② 内服薬やインスリン量、または使う時間を変えた
③ 食事に炭水化物の量が少なすぎた
④ 夜にドカ食いしてしまった