小麦粉食品を摂取することで、腸管壁が緩み細菌や異物が血管に流れ込んでしまう「リーキーガット症候群」は良く知られていますが、その他にカゼインというタンパク質も関連しています。

 

 

カゼインにはα‐カゼインとβ‐カゼインとがあり、人が消化できるカゼインは主にβ‐カゼインですが、牛乳にはα‐カゼインが多く含まれています。

 

 

人が消化されにくいα‐カゼインを普段から摂取していくと、未消化のまま腸に届くことで、腸粘膜を傷つけ炎症を引き起こします。

 

したがって、小麦(グルテン)と同様、リーキーガット症候群を引き起こしてしまいます。

 

もちろん栄養豊かな乳製品の良いところもあるのですが、乳製品はホルモンバランスを欠く以外にもこのような影響があるゆえに控えた方が良い食品というわけです。

 

カゼインが多い食品には牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品以外にパン、ハム、ソーセージ、かまぼこなどの加工食品にも含まれます。

 

         

 

日常で完全に除去することは非常に困難ですが、毎日のルーティンにおいて小麦、乳製品、白砂糖を使ったもの、人工甘味料を含む食品は減らすよう意識してみませんか?

 

 

【リーキーガットが原因で引き起こすもの】

動脈硬化、喘息、アトピー性皮膚、うつ、認知症、発達障害、肝炎、がん、糖尿病など体内炎症による疾患