最近話題になっている「水素サプリ」ですが、実は私たちの身体でも水素を発生させる「水素産生菌」を腸内に持っていることをご存じでしょうか?

 

私たちは呼吸をして酸素を摂り入れて活動しています。その酸素によって細胞内で「ヒドロキシラジカル」という猛毒の活性酸素が常に発生しており、それを水素産生菌から発生した水素によって無毒化して身体の健康を維持しようとしているのですが、この水素産生菌が少ない人では体内で発生している活性酸素をしっかり処理しきれず、体内で発生する酸化ストレス、炎症などが積み重なって体調不良が進んでしまいます。

 

腸内細菌叢組成の破綻に関する疾患と水素治療によって改善が確認されている疾患の多くが共通しており、腸環境の改善の意味は大きいものといえそうです。

 

水素産生菌を育成するためには腸内が善玉菌優勢状態でなければなりません。

そのためにも、積極的に水溶性食物繊維や難消化性デンプンを摂り入れていきましょう。

 

水溶性食物繊維を含む食べ物に野菜類、キノコ類、海藻、豆類、もち麦、大麦などがあり、

 

難消化性デンプンには、冷ご飯、オートミール、芋、いんげんなどがあります。

 

まずは、朝食をオートミールに替えるだけでも良いと思います。

 

腸内菌を傷つける加工食品を控えて、お腹が喜ぶ食事を摂り入れましょう!

 

【活性酸素の影響による代表的な疾患例】

がん、パーキンソン、リウマチ、認知症、うつ病、動脈硬化、潰瘍性大腸炎、アトピー、自己免疫疾患