がん細胞は正常細胞よりも膨大なエネルギーを消耗します。

 

がん細胞は糖分が好物で、血糖値の急上昇はがんの増殖を促すので、「血糖値スパイク」を起こさせない食事法はやはり大切です。

 

しかし、がんのリスクを下げる意味では一般的に糖分を控えましょうといわれますが、これは特に精製された白糖や異性化糖を指します。

 

避けていただきたい糖は、白糖・グラニュー糖・三温糖・果糖ブドウ糖液糖・その他の人工甘味料ですが、黒糖は例外でビタミン、ミネラルを含みます。

 

その他に糖の吸収を緩やかにする作用や腸内環境の改善、ポリフェノールも豊富です。

 

鹿児島大学の研究によると、黒糖を毎日摂取する人はそうでない人と比べて、がんのリスクが40%も減少するといった報告があります。

 

但し、いくら良いとはいえ、もちろん摂り過ぎは禁物です。

黒糖は、味の個性が強く、料理に使いにくい面はあるかもですが、大切な三大栄養素でもある糖質は摂取の仕方に意識したいところですよね。