身体が最終糖化産物によって血管や臓器が傷つけられて、しわやたるみ、シミなどができてしまうことを糖化といわれます。
糖化が進むと老化だけでなく、様々な体調不良を招くことになるので真面目に考えていただきたい問題です。
私たちには36℃前後の体温がありますが、食事をすることで血糖値が上昇してくると、血液中のブドウ糖が身体の臓器(たんぱく質)などに結合し、体温によって熱せられ、「糖化」が進み、最終糖化産物(AGEs)ができてしまいます。 いわゆる、焦げ状態です…
AGEsは若いうちは代謝能力が高いので排出できますが、年を重ねるごとに体内で蓄積していきます。
糖化を進めないためにまずはゆっくり食事をする習慣をつけましょう!
食事をすると誰でも血糖値が上がりますが、血糖値が高血糖になるほどAGEsは発生しやすくなるためゆっくり食事をすることはとても大切です。
さらに調理法によっても大きく影響を受けます。
生⇒蒸す⇒煮る⇒焼く⇒揚げる の順番で影響を受けにくいので、できるだけ高温調理をしない食事がAGEsの発生を抑える食習慣となります。
AGEsが増えることで、がん、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、白内障、認知症、骨粗しょう症、糖尿病など多くの病気を招く結果となるので、影響を受けにくい生活の工夫を今から始めませんか!