それは、、、ズバリ!
しばらく、ボディソープやせっけんなどで身体を洗わないこと!
ということです。
皮膚炎の発症原因はもちろんそれぞれ異なりますが、肌で一番大切な部位は「皮脂層」です。
どんなに優しいソープでも皮脂の汚れを落とすわけですから、肌バリアの回復が追い付かなくてなかなか治らないわけです。
普段、消毒アルコールを使い過ぎで、手がカサカサになるということも同様で、皮脂バリアがそぎ落とされるからですね!
肌は基底層から始まって垢になって落ちるまで、約28日かかります。
入浴はシャワーで済ますようなことはせず、10~15分湯船に浸かれる湯温で入浴しましょう。
湯船に10分浸かるだけで、皮脂の汚れは80%ほど除去できますし、皮脂膜も守れます。
衛生を保つ意味で毎回皮脂をそぎ落としていたら、外部からのアレルゲンや細菌の侵入を許すことによってかゆみが再燃しますので、まずは炎症を起こしにくい状態をいかに維持するかというのがポイントになるわけです。