植物も私たちと同様、ストレスと闘いながら育っています。
そのストレスとは、
暑い日が続いた
日差しが少なかった
雨が少なかった
害虫による被害
うどんこ病などの植物特有の病気
など様々です。
このように植物はストレスを受けるとポリフェノールなどの抗酸化物質を生成することで自らのストレスを和らげようとします。
すなわち、農薬や化学肥料、温室などで管理されて栽培されている野菜よりも、カタチが悪くても無農薬で育てたプランターの野菜の方が良いのかもしれませんね。(笑)
雪下キャベツに甘みがあるのは、低温というストレスにさらされて育っていますし、水を控えめに栽培したトマトはその乾燥のストレスから自らを守るために糖度もポリフェノールも増していると考えられます。
このように、無農薬やオーガニック野菜は安全だというだけでなく、栄養価的にも大きな違いがあります。
しかし、私たちがスーパーに並ぶ野菜を見分けるのには産地を見るぐらいでしかものさしが少なく、なかなか程度の違いを見分けることは難しいものです。
そこで、しいて言うならば、「色鮮やかなもの」を選ぶようにしましょう。
緑色の野菜なら濃い緑!
その他、色とりどりの野菜にはポリフェノールが多く含まれるので、選択の目安にしてみてくださいね。
これからは、野菜をしっかり食べましょう!から、栄養価の高い野菜を選ぶ時代になっているのかもしれません。