骨はコラーゲン(たんぱく質)にカルシウムなどが組み込まれて形成されています。

骨組織は骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞とのバランスにより、約180日サイクルで入れ替わっています。

 

通常は新しい骨を作り、古い骨を壊すというバランスがとれた状態にあるのですが、亜鉛欠乏の状態では骨芽細胞のタンパク質合成能が低下し、新しく骨を作り出す働きは低下してしまいます。

その結果、骨量も減少するということになります。

 

 

また、亜鉛は骨の成分を溶かし出さないようホルモンの働きを調整する働きがあるのですが、亜鉛が不足するとこのホルモンが働き過ぎて破骨細胞優勢になってしまうため骨は壊れやすくなってしまいます。

すなわち、骨を強くするには、カルシウムだけでなく、タンパク質、亜鉛などの栄養素がとても大切なのですね。

 

充分なカルシウムとタンパク質、亜鉛が補給されると、骨芽細胞からのコラーゲン分泌が増加し、カルシウムと結合することで骨密度の向上も期待できます。

 

食事から牡蠣を毎日食べることはできませんが、精製の良い牡蠣肉エキスでは不純物や雑味もなく手軽に摂り入れることができます。

牡蠣肉エキスには亜鉛だけでなく、各々の機能を整える栄養素がバランスよく豊富に含まれているので大変おすすめです。