糖尿病といえば、糖分の摂り過ぎだとか、大食いのイメージが強いのですが、実は食事する時間にも影響するものとスペインのバルセロナ国際保健研究所が発表しました。
何を食べるかだけでなく、いつ食べるかも重要であるとの研究報告で、朝食を朝8時までに済ませ、夕食を午後7時までに摂ると2型糖尿病の管理や改善に役立つものというものです。
さらに、朝食を朝早めに食べ、夜遅くには食べないようにすることで体重の増加も防げるというもの。
事実なかなかダイエットできないという方には、朝食をコーヒーとヨーグルトだけで済ますというのも珍しくありません。
ヒトには1日の周期で体内調整している「体内時計」という機能が備わっており、それがホルモンの分泌や代謝、睡眠のリズムを刻んでいるゆえに、食事を朝型にするとカロリー消費と食欲の調節が促されて概日リズムが整いやすくなります。
ついつい適当にしがちな朝食ですが、本当は一日の中でも一番大切な食事なのですね。