私たち身体には誰しも「恒常性維持機能」という素晴らしい回復機能を備え持っています。

別名:ホメオスタシスとも呼ばれるこの機能によって、私たちには病気になっても元に戻ろうとする力、すなわち「自然治癒力」が働いてくれるわけです。

しかし、栄養不良、ストレス、過度な労働など何らかの影響によってこの機能が崩れてしまうと様々な病気を招いてしまいます。

 

「恒常性維持機能」は、「自律神経系」「免疫系」「ホルモン系」の3つの系で支えられており、特に自律神経系はとても大切で、過多なストレスがかかると、免疫系⇒風邪をひきやすくなったり、ホルモン系⇒糖尿病などの代謝異常、などの健康不調を導くことになってしまいます。

解りやすく言えば、いやなことがあったとき(精神ストレス)お腹が痛くなるのもこれに似ていますね。

 

睡眠を削って、忙しくされている方はとても多いのですが、遅くても夜11時には寝つき、睡眠の確保を行い、身体の良いパフォーマンスを維持することは健康にとても大切です。

運動に続き、睡眠も治療の一環と捉え、大切にしてくださいね。