亜鉛は私たち身体にとって、大切なミネラルの一つです。

発毛を促進したり、精子の生成など細胞分化の盛んな部位に使われ、味覚障害、皮膚炎、貧血、口内炎、脱毛などに用いられることは周知されています。

 

亜鉛はインスリンの合成や貯蔵、分泌にも関与しているため大切な栄養素で、糖尿病や慢性腎臓病にも大切なミネラルで、不足すると、インスリンの分泌遅延によって血糖値が上昇します。

 

特に、糖尿病、肝臓病、腎臓病を患っている方は亜鉛が排泄されやすいので、意識的に取り入れてほしい栄養素の一つなんですね。

 

ただ、摂り過ぎは禁物で1日40mgを超える量は危険で、摂り過ぎによって善玉コレステロールが減少するともいわれてますので注意しましょう。

 

ちなみに摂取基準は1日量目安として、成人男性で10mg、女性で8mgとされています。

 

【亜鉛を含まれる食材例】

牡蠣、はまぐり、栗、アボカド