「手のひらや足の裏が何となく黄色く見えるのが気になる…」
よく肝臓を傷めて黄疸が出たときに黄色くなるのは知られていますが、血中にカロチノイドという物質が増えることで黄色くなる状態もあります。
これを「カロチン血症」といい、特に心配するものではありません。
カロチノイドとは、人参やカボチャ、ミカンなどに含まれる色素成分のことで、抗酸化作用などの健康効果がありあます。
毒性があるものではないので問題はないのですが、摂り過ぎかな?と思う節があるなら、食のバランスを考えましょう。
肝障害から起こる黄疸との大きな違いは眼球が黄色くなるかならないかの違いです。
眼球が黄色くなる場合は、きちんと受診して原因を確認するようにしてください。