むくみの原因には、水分や塩分の摂りすぎやリンパや血行不良などによる以外にも、タンパク質の摂取不足によるものがあります。

 

通常、タンパク質の一部は肝臓で『アルブミン』というタンパク質に合成され、血液中に存在しています。

アルブミンは毛細血管から細胞に栄養を供給する働きと老廃物や余分な水分の回収をしているのですが、血液中のアルブミンが少ないと老廃物や水分が滞り、むくみやすくなります。

 

体内の水分量はナトリウムとカリウムのバランスに加え、血液中のタンパク質の量によって決まってくるため、血液中のタンパク質の濃度が低下すると体内の水分量が増えてしまいむくみの原因になりやすくなります。

 

むくみが気になる方は、お魚、お肉、卵など食のバランスを考慮してタンパク質摂取を意識してみてください。