難消化性炭水化物とは別称レジスタントスターチといわれ、病気の予防に役立つ炭水化物の一種です。
炭水化物と称されながらも健康効果も注目され、全身の炎症を軽減し、血糖値のコントロールを改善し、がんやその他の死亡リスクを軽減されることが報告されています。
難消化性炭水化物はオートミールや特定のナッツ類などにも含まれており、通常の炭水化物と比べて消化しにくいので、大腸まで届いて発酵することで腸内細菌の餌となり腸内環境によい影響を与えます。
難消化性炭水化物は、グリーンバナナ、トウモロコシ、大麦、白米、全粒小麦(全粒粉)、ジャガイモ、インゲン豆などの食材に含まれており、加熱すると大幅に減ってしまいますが、冷めると再び増えるという特徴があります。
すなわち、あったかい白米よりも「冷ご飯」の方が難消化性炭水化物が多く含まれて、身体には良いということになります。