コレステロールは本来、細胞膜やホルモンの原料になるなどとても大切なものですが、多すぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞、脳梗塞の原因になってしまいます。

 

この「超悪玉コレステロール」は小型のLDLコレステロールのことで、通常のLDLコレステロールより小さいので血管壁に入りやすく、血中での滞在時間も長いことが知られています。

 

超悪玉コレステロールが少ない人と比べ、多い人は心筋梗塞、脳梗塞の発症リスクが3倍も高くなると報告されているため、気を付けたいところです。

 

中性脂肪が高いと、LDLコレステロールが超悪玉コレステロールに変化しやすくなるので、中性脂肪は150mg/dL以上にならない様意識しましょう。

 

中性脂肪を減らすには、食事制限と適度な運動はもちろんですが、脂肪細胞の燃焼効率を上げる亜麻仁油もいいですし、また、昭和大学医学部での実験で、クマ笹抽出液を飲ませたラットは有意に中性脂肪を抑制するということが報告されています。