無論、「早食い」「食べ過ぎ」はよろしくはありませんが、逆に空腹時間を空けすぎるのも糖尿病に対して良くないことも起こります。
1日2食で済ましている…
空腹時間が長い…
という生活習慣のある方は要注意です!
私たちは通常、臓器や細胞活動を円滑にするため血糖値のバランスがとれるようになっています。
血糖値を上げる代表的なホルモンにグルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンがあり、対する血糖値を下げるホルモンはインスリンのみです。
特に血糖値を上げるグルカゴンというホルモンは強力で、食事しなくても肝臓にあるグリコーゲンを分解して糖に変えて血糖値を上げる働きがあります。
グルカゴンは飢餓状態を身体が感じると分泌されるホルモンで、常に血糖値を正常な状態に保とうと働きかけます。
ところが、お腹ペコペコ状態が続いた後に食事を摂ると、ここぞとばかりに栄養素を確保しようと食欲が増す結果になり、食欲が止まらない状態にもなり、その後インスリンがドバドバ出て、血糖値がアンバランスになり結果、病状を悪化させることも起こりえます。
食事に関しては無理せず、規則正しく3食摂って血糖値の乱高下を防ぐことが非常に重要です。
特に食後眠くなる方は、食事の摂り方を見直しましょう!