うつ病の一種ですが通常のものとは違い、季節とともに出たり消えたりするものを指します。
通常は秋の終わりまたは初冬に発症し、春と夏の合間に消失します。
冬型SADの症状には、気力低下、過眠症、食欲増大、体重増加、甘いものへの欲求が強くなる、引きこもり…などがあります。
夏の暑さや冬の寒さも身体にとっては大きなストレスになり、「夏季うつ」もSADの一つであり、同様に食欲不振や不眠、気分の落ち込み、不安感などが強くなります。
エアコンや冷たいものや水分を摂取する傾向が強い夏場は、胃腸も冷えてますので、温かい食事を意識して摂るようにし、夜更かしを避け、規則正しい生活リズムを心がけて夏の疲れを取り除くようにしましょう。
漢方では身体を温める「人参製剤」もおすすめですね。
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』eJIM より一部抜粋