私たちの身体の70%は水で構成されています。
それも単なる水ではなく、ナトリウムを含む電解質で構成されています。
病院でお世話になる点滴もいわゆる塩水で、下痢、嘔吐などで脱水状態がひどい時などにも体液補給としても役立ちます。
すなわち、水だけでは細胞内に摂り入れることができないのです。
嫌煙されがちな塩ですが、体液バランスを欠く加工された精製塩が良くないのであって、実は生命体にとても大切なミネラルです。
塩分の摂取バランスが崩れると、脱水症状やショック、むくみ、立ちくらみ、肌の新陳代謝、ひいては味覚も鈍くなり食欲低下にもつながります。
さらに近年では塩の摂取と血圧の関連性は必ずしも影響するものではないということも明らかになってきています。
このように、
① 胞活動の正常化
② 神経や筋肉活動の調整
③ 味覚の正常化
など基礎的な生命活動の礎となる「塩水」を個々に合ったバランスで失わないよう気をつけましょう。
日常使う塩には、ミネラルバランスの良い本物の天然塩を選ぶようにしてくださいね。