糖尿病といえば、食べ過ぎとか、甘いものの摂りすぎなどいわれますが、必ずしもそうではありません。

食事以外にも血糖値を上げる因子もあります。

それがカテコールアミン、コルチゾール、グルカゴン、などのホルモンです。

これらのホルモンは、肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に分解して全身に送ったり、筋肉や脂肪を分解してそこから新たに糖を作るといった糖新生を行います。

これによって食事をしていないにも関わらず血糖値が上がってしまうのです。

カテコールアミンは激しい筋トレなどをしたときに出る神経伝達物質で、このようなきつい運動をした後なども血糖値は上昇しやすくなります。

 

さらに、コルチゾールはストレスに関連深いホルモンなので、がんばりすぎたりストレスと思える環境に長い間身を置かないという工夫も大切です。

 

血糖値の上下は当然の生理現象なのですが、高血糖が続いたり、血糖値の乱高下(血糖値スパイク)は血管へのダメージも大きくなるため注意しましょう。

 

1 できるだけストレスをためない

2 睡眠時間を7~8時間、しっかり摂る

3 愉しいと思える時間を創る(趣味など)

4 食事はゆっくり、野菜からべジファーストで食べましょう