夏に多いウリ科の野菜は、身体の余分な水分の排泄を促し、むくみにも役立つことで知られています。
代表的なウリ科の野菜にはきゅうり、カボチャ、ズッキーニ、メロンなどがそうですが、 しかしこれらが普段と違って、強い苦みを感じる場合には「ククルビタシン」という天然毒を多く含むので食べないようにしましょう。
「ククルビタシン」は胃痛、腹痛や吐き気、嘔吐、ひどい場合は血便を伴う下痢や脱水症状など食中毒症状を引き起こすことのある物質です。
まずは味を確かめて、強い苦みを感じるようであれば、食べないようにしましょう。
ただし、ニガウリの苦みは「モモルデシン」という成分によるもので、同じウリ科でも、食欲増進と血糖値を下げる働きがあり、健康には全く問題ありません。