健康診断で「アルブミン」という項目があります。 これは血液中に含まれる総蛋白のうちおよそ60%占めるたんぱく質を指し、一般的に身体の栄養状態を見る指標にもなります。
基準値は:3.8~5.3g/dl(医療機関によって異なります)ですが、目標値としては4.3以上は欲しいところです。
アルブミンが低下すると血管の外に水分が漏れやすくなり、全身がむくんだり胸水、腹水などを引き起こしやすくなります。 また、総蛋白と関連性があるため、総蛋白も低値になりやすい傾向にあります。
体重が減少したり、筋力の低下、さらには風邪をひきやすい、アレルギー症状や傷が治りにくいなど免疫関連の症状が出ることがあります。
低い方は動物性たんぱくとたんぱく質を含む食品を積極的に摂り、緑黄色野菜、果物、海藻など副菜にバランスの良い食事を心がけましょう。 体調が悪いわけでもないんだけどアルブミンが低いという方も、食事が偏っていないか見直しもしてみてくださいね!