みそ、納豆、キムチなどの発酵食品や野菜、きのこ、海藻に含まれる食物繊維が身体に良いことはご存じだと思います。

 

これらの食品は、腸内菌の餌となり腸環境を整えることで周知されていますが、一つだけ確認しておきたいことがあります。

 

身体に良いと思ってヨーグルトなどを飲んだ後に、余計おなかの調子が優れなくなったという経験はありませんか?

 

腸環境の良くない人が発酵食品や食物繊維を摂り続けると、悪玉菌(カンジダなどのカビ)の餌にもなり、お腹が張る(ガスが溜まる)とか、おならが臭う… さらには、お腹の調子が悪くなって下痢をしたり、腹痛を感じることがあります。

 

もちろん、悪玉菌も多少は身体に必要な菌なのですが多すぎると、腸内で炎症を起こして悪さをしまうのです。 このような場合、善玉菌を維持して悪玉菌を減らす必要がありますよね。

 

そんな時は、「リンゴ酢」を飲んでみましょう

リンゴ酢はカンジダ菌のみを選択して除去する作用があるので、有効です。

 

リンゴ酢を選ぶ際は必ず「純リンゴ酢」にしてください。間違っても「果糖ブドウ糖液糖」などが入っているものは飲まないにしましょう。(「清涼飲料水」と表示されています)

本物の純リンゴ酢は原材料名に「リンゴ果汁」のみが表示されています。 お値段やメーカーで判断するのではなくちゃんと表示を確認しましょう。

 

それでも、どうしても酢の物が苦手な人は「大根おろし」でも代用できます。

大根をすりおろした際に出る辛み成分(アリルイソチオシアネート)に抗菌作用があるのですね。

ただし、あくまでもすりおろしたものに作用があり、おでんなどのような大根では意味がありません。

 

これらを3日くらい試されて、お腹が落ち着いてきてから、発酵食品や食物繊維を摂り入れてみてください。