AGEsとはタンパク質と糖が結び付くことで糖化によりできる最終的な生成物を指し、「終末糖化産物」といわれるものです。
つまり、AGEsの数値が高いほど身体がサビるわけで、肌においては張りがなくなり、しわが増えるなど、老化が進む原因の一つといわれています。
AGEsは食品の種類だけでなく調理法においても大きな差が出てきます。
生⇒蒸す・ゆでる⇒煮る⇒炒める⇒焼く⇒揚げるの順でAGEsは増えていきます。
つまり、酢豚のような油で炒めたものをさらに炒めるとか、二度揚げするような調理はできる限り控えるのが賢明です。
低AGEsに代表されるのは和食に多く、ごはんに、味噌汁、刺身などは安心ですね。
AGEsの高い食事を続けると、組織器官や細胞に影響が及ぼし、糖尿病、アルツハイマー、心臓疾患、動脈硬化、脳卒中、がん、歯周病などの生活習慣病のリスクが上がるので要注意です。
まったくAGEsを作らない生活はできませんので、熱を加え過ぎた料理は控え、少しでもリスク軽減に心がけましょう。