ビタミンDはカルシウムを吸収する働きを持っており、骨量アップに働きかけます。

一方、ビタミンAはカルシウム吸収を阻害する働きがあり、またビタミンDを排泄する働きを持っています。

 

一見、ビタミンAが悪者に見えそうですが、ビタミンAとDは免疫向上に関与しても大切な栄養素には変わりありません。

 

ただ、ビタミンA、Dは「脂溶性ビタミン」という脂に溶けるビタミンで、摂りすぎると体内に蓄積してしまうため摂り過ぎには注意です。

 

そんな中、日本人の多くはビタミンD不足ということが示唆されており、特に日照時間の短い冬場が特に不足するとされています。

ビタミンDはサプリメントから得るのが効率良いのですが、ビタミンAに関しては、うなぎ、鶏・豚レバー、緑黄色野菜などの食品から容易に摂取できるため、サプリメントでとる必要はあまりありません。

 

ビタミンD、Aともに健康にとってとても大切な栄養素には変わりありませんが、やはりバランスが大切で、食事も好き嫌いなく、偏らず摂ることが大切です。