「急な発熱」「倦怠感」「頭痛」「体が痛い」このような症状はまずは風邪などの感染症を疑いますが、それ以外の原因で脱水症状でもこのような症状を訴えることがあります。

今回は見分け方の目安になるお話をしましょう。

 

私たちの血液の約55%は水分で構成されていますが、水分量が低下すると血流も減ってしまい、器官が酸欠状態になることで痛みが出たり、高体温になってしまいます。

感染症によく似た症状ですが、そんな時はまず経口補水液を飲んでみてください。

経口補水液は水、塩分、糖分の配合が小腸から吸収しやすいよう作られてますので、それで回復傾向であれば、脱水状態による体調不良と可能性が高いと思われます。

 

この時補水に水だけを摂ると、一時的に血液が薄まり、身体が水と塩分などのミネラルバランスを保とうと働いて水分の排泄が進み、かえって脱水状態を進行させることがありますので、必ずミネラル補給を意識した水分補給を心がけてくださいね。

 

これからの季節、こたつで脱水状態になりがちなので要注意です。