毎日の食事で知らずの間に取り込まれているのが「リン」です。
食品添加物由来の「リン酸塩」はハム、ソーセージ、麺類のかんすい、チーズの乳化剤などあらゆるところに存在します。
リン酸は遺伝子の元になるDNA(核酸)の重要な構成成分で、生物の細胞膜の構成成分でもあり、糖類と結合して生物体内でのエネルギーのやりとり(呼吸作用)に役立つため大切な栄養素ですが、摂りすぎるとカルシウムの吸収を阻害し、腎臓や血管を傷つけることもあります。
通常の健康的な食事ではとり過ぎをそんなに気にすることはありませんが、①加工品や外食が多い ②ジュースやスナック菓子がやめられないという方は要注意!
気が付いたら腎臓が悪いなんて怖いですよね。
【リン酸塩を減らすコツ】
加工品を用いるときはできるだけ下茹でしましょう。塩分や添加物も減らせます。
普段なじみの多い、カップ麺やうどんにもリン酸塩が含まれている場合があります。
麺をゆでた汁は捨てましょう。
菓子パン、調理パンなどにも多く含まれます。できるだけ控えましょう。
加工食品を少なめに、生鮮品を増やしましょう!