地中海食とは、ギリシャ、イタリア、スペインなどで食されている伝統的な食事様式のことです。

厳密に考えることはなく、野菜・果物、全粒穀物類、豆類、種実類、ハーブ、スパイスなどの食品とオリーブオイルを豊富に摂取し、少しの赤ワインなどと頂く、、、

仲間とともに食卓を囲み、食事を楽しむという地中海食文化を意味します。

 

地中海食が注目され始めたのは1950年代に始まった国際共同研究においてギリシャでは「高脂肪食」を食べているにもかかわらず、心臓病などによる死亡率が低いことが明らかにされたからでした。

後に、2010年地中海食はユネスコの無形文化遺産として登録されています。

 

チーズ、ヨーグルトなどは、本来日本人に合わないという食材もありますが、下図の食品ピラミッドのように食する食材の比率を考えて献立に摂り入れるといいということです。

 

とくに、オリーブオイルや魚介類にはLDLコレステロール値を下げる効力があり、赤身の肉(飽和脂肪酸)を減らし、野菜、果物、ナッツなどの植物性の食品比率をあげることで抗酸化作用を高めるなどといったメリットがあります。

 

体調のすぐれない方は、今後のメニューの参考にされてはいかがでしょうか?