貧血の際、病院で処方される鉄剤はどうしても吸収が悪いため、胃がもたれたり、吸収しきれず便が黒くなるなどの現象が伴うものです。
食品でも同じで、ほうれん草などの植物性よりレバーや魚介類などの鉄剤の方が吸収がまだ良いのですが、それでも取り入れにくいミネラルのひとつです。
そこで鉄分を取り入れるコツをご紹介します。
① ビタミンCやクエン酸と一緒に摂取すると吸収が向上する。
ビタミンCを含むブロッコリーや大根や緑黄色野菜、酸味のある(イチゴ、柑橘系)果物と一緒に摂る。またはビタミンCのサプリメントを利用するのも良いでしょう。
② 鉄の吸収を阻害する食品と一緒に摂らないようにする。
●コーヒー、紅茶、緑茶に多く含まれるタンニンと一緒に摂らない。
(例)食事が終わるまでお茶を飲まないようにする
●玄米や大豆は身体に良いものの、フィチイン酸を含むため一緒に摂らない様にする。
(例)鉄分(レバーなど)を摂る場合は、玄米よりも白米、大豆は殻つきではなく納豆にする。
●その他インスタント食品に含まれる食品添加物は鉄分の吸収を邪魔するので貧血の状態が回復するまで控えてみる。
このような工夫を少し加えることでも貧血回復に大きく影響します
気になる方はぜひ、実践してみてください!