最近のどが痞えた感じがして食べ物を飲みにくいの症状があったら一度、貧血を疑ってみてください。

 

貧血が続くと、食道の粘膜に膜状の粘膜の狭窄ができることでのどの痞えを訴えるようになります。

さらに貧血は舌が赤く炎症を起こしたり、口角が切れたり、体内の酸欠状態が続くことで、心臓がオーバーワークになり、心臓の負担が増え、さらには脳にも酸素不足となり記憶力低下なども引き起こすので侮れません。

 

特に女性は月経で月に30mgもの鉄分を失うため、男性よりもリスクが高くなります。

ましてやファストフードやインスタント食品摂取比率が高くなると、ちゃんとした栄養が摂れず、吸収しにくい鉄分はなおさら不足してしまいます。

 

赤血球=ヘム(鉄)グロビン(タンパク)なので、鉄とタンパク質は重要な栄養素になります。

鉄分は吸収されにくいミネラルですが、日頃からレバー、赤身の肉、魚介類(赤貝、イワシ、鰹、まぐろ)小松菜、ほうれん草、納豆、大豆、ひじきなどの食材を使った調理を取り入れてみましょう。

貧血が深刻な方は、「牡蛎肉エキス」などのサプリメントを利用するのも良いかもしれません。