便秘すると腸内で長い時間便が滞留し、腐敗が進み腸の中では悪玉菌が増え、腸内に毒素が蓄積します。
そのため、腹部膨満感、ニキビ、アトピー、さらには環境ホルモン毒素の流入で自己免疫疾患、甲状腺異常、リウマチなども危険性が出てきます。
また、大腸がんや動脈硬化誘発のリスクや腸内細菌が動脈血管を堰き止めて実際、脳卒中、心筋梗塞の危険性もあります。
体質だからとあきらめないで、腸内菌バランスも整えて「便秘」の改善に向けて努めてくださいね!
乳酸菌(生菌)やヨーグルトなどをむやみに摂ると、相性の悪い菌株だとかえって腸内環境が悪くなるケースもあります。
まずは、あなたの持つ善玉菌の餌になるものを摂ることから始めてみましょう。
(便秘改善の工夫)
① オクラ、長芋などのネバネバ食品(水溶性食物繊維)を摂る。
② 腸内菌(善玉菌)の餌となる発酵素食品を食卓に増やす。例)納豆、キムチ、みそ
③ ストレスを軽減する工夫を!(ストレスによる緊張は腸の動きを鈍くします)
④ お腹を冷やす食品を控える(アイスクリーム、ビール、トマト、キュウリなどの夏野菜、柿、梨、キウイフルーツ、バナナ、マンゴー、メロンなどの果物、乳製品などは内臓を冷やす傾向があるので控えてみる)
⑤ お腹を「のノ字」で円を描くようにマッサージして腹式呼吸を繰り返す