米国研究者による2008年の発表で、ガンに占める原因の内訳では、最も多かったのは「食事」でした。
さらに、2011年国立がんセンター予防研究グループが作成したがん発症のリスクにかかわる食習慣と栄養関連因子をまとめたものからすると、リスクを上げるものにアルコール、保存・加工肉、塩分とあり、またリスクを下げる働きのある野菜、果物の摂取を推奨するよう発表されました。
この結果からみても、遺伝は全体の10%ほどでむしろ、それ以外の因子が大きくかかわっているという結果となっています。
特に問題視されるのが赤身の肉で、できるだけ控えることをおすすめします。
食事の欧米化のシェアを広げている我が国だからこそ、今一度食生活の見直しが大切だということですね。
引用:ビタミンDとケトン食 最強のがん治療 著 古川健司