最近、皆様から「調理に使う油は何が良いの?」という問い合わせが多いのでお答えしたいと思います。
昔はべに花油が良いとされて市場に多く出回り、もて流行された時代がありました。
確かに多く含むリノール酸も必須脂肪酸なのですが、摂取量が過ぎてしまい、アレルギーをはじめとする現代病が増えたのも事実です。
そこで現代では不足気味なオレイン酸を多く含む油を選択するのが良いともされています。
また、確かにコストなどの問題から、スーパーで販売する揚げ物などは安価な大豆油を使用することが多いのも事実です。
さらには、ご家族で外食も楽しむこともあるでしょうから、せめてご家庭などで使う油は基本的にリノール酸の少ないものを選ぶほうが良いのではないかと思います。
となると、オリーブ油、こめ油、菜種油がおススメになるわけですが。
サラダにかけるならエクストラバージンオイル、フライ物をするならこめ油、菜種油などと調理に合わせて選びましょう。
さらに、オリーブオイルなら「エクストラバージンオイル」一択で、ピュア、ボマスなどの表示のものは私なら使いません。
こめ油に関しては製法が判断できるものならば、「圧搾式」のものを選択し、「ケミカル製法」のものはできるだけ避けることをおすすめします。
確かに良いものは少し高価ではありますが、私たちの身体や健康は毎日口にするものでできていることを考えれば、大切なご家族のためにも適切な投資だと思います。 以下に成分比率を示したグラフを載せておきますのでご参考になさってくださいね。
【引用:三和油脂株式会社】