タール色素である合成着色料は、以前まではコールタールから化学合成されたものが使われていましたが、我が国において現在では石油製品を原材料にした11種類のみが許可されています。

よく食品の添加物表示覧に赤色3号、赤色102号、黄色5号、青色1号、青色2号などで表示されています。

 

それぞれ、ヒトへの発がん性などは認められていませんが、摂取量によっては子供の多動性障害(ADHD)や肝機能の低下、赤血球の減少などのリスクも懸念されています。

 

ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国ではすでに使用が禁止されているものでも、日本ではまだまだ規制が緩いため市場にはよく出回っています。 できることなら減らしたい食品添加物の一つですね。