今回は少し私自身のお話をさせていただきます。
私が若いころ、「病気は宝ですね…」とおっしゃる薬剤師の先生がいらっしゃいました。
当時はその本当の意味すら理解していませんでした。
つまり、手が動く、歩ける、目が見える、声が出せる、食事ができる…
このようなあたりまえに思える多くのことが、実はあたりまえでないということなのです。
無理が続くと、身体はいずれ悲鳴を上げます。 私も失明しかけて、2年にかけて視力を失うという病にかかりました。
手術室から出るとき「目を酷使してきたなぁ」と思った瞬間、片目から一筋の涙が…
愚かながら、見えて当たり前から、目が見えるということに一つ感謝できるようになれたのです。
人は何か悪いことしたから病気になるのではありません。
良くなるために起こっている… つまり、病気によって「感謝」することに気付かせてもらえるのです。
まさに「病気は宝なのです」
ひとつずつ、「感謝」の気持ちが育てれば、自分に優しくなれます。
自分に優しくできれば、大切な人を想いやることができます。
健康とは、「健体康心」。
すなわち、健やかな体とやすらかな心をもって、真の健康と私は確信しております。
皆さんも「元気」で「笑顔」のあるハッピーライフを送ってくださいね!