日本肝臓学会は新たに肝機能検査のALT値が30を超えると医療機関の受診を促す新たな指標を発表しました。
これにより、脂肪肝やアルコール性肝炎を早期発見につなげたいという考えからです。
ALTは肝細胞内に含まれる酵素で、これが上昇しているということは何らかの原因で肝機能障害が起きている可能性を示します。
「酒は百薬の長」といわれてきましたが、カナダの薬物使用・依存症センターもアルコールと健康に関する指針を12年ぶりに改定し、たとえ少量のアルコールでも健康を害する可能性を指摘し、節酒を勧められています。
我が国でもアルコール摂取量を1日25g以下もしくは飲まないことを勧められています。
25gというとイメージがわかりにくいので、以下のイラストをご参考にしてみてください。