昭和時代は田園地方では、畑に肥料をまき、農薬も少ないために蟯虫や回虫などの寄生虫もよく見受けられたものです。
その分栄養素も豊かで体調が悪くなると、食べ物で体調を整えることができました。
当時の作物はまさに有機野菜の「健康食品」だったのですね!
もちろん毎日のことですので食事は大切です。
しかし、摂り方によっては栄養にも毒にもなりかねません。
現在の野菜はリン、窒素、カリなどの化学肥料とたくさんの農薬で生産コストを下げ、ジャンクフードのみならず、コピー食品まで増えてしまっています。
それに伴いアレルギー疾患やがん、メンタル疾患などの病気も増えてきました。
2020年農水省が発表した有機農業の割合をみるとイタリア16%に比べて日本はわずか0.6%で、どれだけ日本の作物に栄養がないのかがわかります。
日本政府もこれを見て、2050年までに25%目標をあげているとのことですが、特に今の若者や育ち盛りの子供たちの栄養はどうやって得るべきなのか大きな課題ですね。
参考:TBS有機農業の未来は?【報道特集】