鉄と腸内細菌が大腸がんの進行を早める

歯周病の原因菌として知られるヌクレアタムという細菌感染によって発生した大腸がん患者では、全身の鉄量が多い人ほど大腸がんの進行が早まるとの仕組みを解明したと熊本大学が発表しました。

がん組織に蓄積した鉄が免疫細胞による炎症応答を増悪させるとのことで、過剰な鉄はがんだけでなく神経変性疾患などの病気にも関連していることが知られています。

歯周病の気になる方は、タングスクレーパーのような舌ブラシを使って口腔内の歯周菌を減らすこともおすすめです。