私たちの骨は180日をサイクルに古いものから新しいものへと常に入れ替わっています。

その際、骨を作る細胞「骨芽細胞」と古い骨を除去する「破骨細胞」によってバランスがとられているのですが、「骨芽細胞」の働きより「破骨細胞」の働きが強くなると骨はどんどん減ってしまいます。 これが、骨粗しょう症です。

 

骨粗しょう症になると、骨の内部が軽石のようになり、些細な衝撃でも潰れて、圧迫骨折で歩けなくなったという方が増えておりますので注意が必要です。

 

主な原因として加齢、ホルモンのアンバランス、栄養のアンバランス、運動不足など様々です。

病院で主に処方されるお薬は、カルシウム剤ではなく破骨細胞の働きを抑制するものです。

これによって古い骨が残りやすくするので、骨量は温存されます。 しかし、新しく作られた骨とは違いもろい状態です。

 

骨芽細胞を元気にするにはついついカルシウムばかり目が行きますが、栄養のバランスがとても大切で、特に亜鉛は骨芽細胞を元気にするといわれています。

亜鉛は特に貝類や牡蛎などに豊富に含まれる栄養素ですが、ミネラルは単体で摂らず、バランスよく摂取するようにしましょう!