マグネシウムというミネラルは私たちの健康にとても大切な働きをしています。

 

別称「リラックスミネラル」とも呼ばれ、体内で眠気を催すメラトニンというホルモンが松果体から生成分泌されるときにもマグネシウムは使われています。

 

マグネシウムは体内の40%ほどをこのような神経や筋肉の働き調整に使われており、残り60%ほどが骨に蓄えられています。

 

食事などからの摂取が減ったり過度のストレスがかかってくると、骨に蓄えていたマグネシウムが応急使用されますが、厄介なことにその際、骨からカルシウムもマグネシウムともに流出してしまいます。しかもマグネシウムの5倍の量のカルシウムが失われてしまいます。

 

ゆえに骨量を増やすにはカルシウムだけでなくマグネシウムの摂取も大切なのです。

 

【マグネシウムの主な働き】

骨や歯の材料になる。 リラックス。 エネルギーの産生。 神経伝達の正常化。 緊張した神経や筋肉を緩める。 血圧の調整。 血糖値の調整。

 

マグネシウムはそばや豆類、野菜はもちろん海藻類などに含まれています。

バランスの良い食事を心がけましょう。