ハーベストは収穫、ポストは後という意味で、「ポストハーベスト」とは作物などの収穫後に散布される農薬処理のことです。
では、なぜ収穫後の作物にわざわざ農薬を散布するのでしょうか?
わが国では、輸入される農産物の害虫駆除や防カビのために一部使用を許可していますが、国内農産物に関しては使用されることはありません。
ポストハーベストは通常の農薬よりも100倍以上濃度のものが使われていることや、残留性が高く、表面だけでなく作物の内部まで浸透しやすいことや、発がん性のみならず、奇形や男性の精子減少など様々な健康被害がわかっています。
ポストハーベストの影響を受けにくくするためには、作物は極力国内産を使うことや、輸入のものなら調理前に水などに浸けて、できるだけ残留農薬を減らすことも良いかもしれません。
できる限り、余計なものは身体に入れたくないですもんね。
【ポストハーベストの影響があるとされる輸入作物例】
小麦、大豆、米、トウモロコシ、じゃがいも、ナッツ、カボチャ、オレンジ、レモン、サクランボ、バナナ